理学部 Faculty of Science 生命圏環境科学科

科学の力を結集し、環境問題の根本に挑む

東邦大学理学部生命圏環境科学科では、深海から宇宙までの自然とあらゆる生物、そして人間社会を包括して「生命圏」として探究。地球規模での「生命圏」を持続可能なものにすべく、理学の力と社会科学の広い視点から、より良い環境を追究します。

ココに注目!

就職内定率100%※
環境と密接に関連した企業から、商社や建築業、教職員、公務員、情報サービス業まで幅広い就職先。※2018年3月卒業生実績
TOEIC®受験最大8回無料
国際人の育成をめざし英語学習を強化。4年間で最大8回TOEIC-IP試験を無料で受験可能。
男女比は6:4
約40%が女子学生。全国の理学部と比べてもかなり高い割合で、女性が学びやすい環境です。

◯ 教育の3つの特色

基礎から専門までの一貫したカリキュラム
コア科目で基礎理学と人文・社会科学の視点、コミュニケーション力などを修得。3年次からはコース制のユニット科目を軸に発展的な環境科学を学びます。広い視野で環境問題を考える見識・能力を段階的に修得します。
すべての理系分野を学べる基礎科学実験
化学、生物学、物理学、地学の基礎実験から興味のある実験を自由に履修可能。全実験の履修も可能です。基礎講義科目により理科が苦手な学生も着実に知識を修得でき、自分の興味と特性を見極めることができます。
充実した実習教育&研究機関・大学と連携
充実した野外実習をはじめ自然環境の現場教育を重視。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)など独立行政法人の研究機関や他大学、海外の研究機関と連携した共同研究を実施しており、最先端研究に触れられます。

東邦大学 生命圏環境科学科 オフィシャルサイトへ

教えて!生命圏環境科学科生

  • 滝澤 美穂
  • 芦沢 涼
  • 嶋村 絵美
  • 川崎 大毅
  • 岩田 彩
  • 佐川 裕次郎
滝澤 美穂

理学部 生命圏環境科学科 4年 滝澤 美穂 (東京都・駒込高等学校出身)

環境問題に関心があり、地学、生物、化学から社会政策まで、多角的な視点で学べる生命圏環境科学科を選びました。卒業研究は、環境中に放出された難分解性の化学物質を無害化する研究に取り組んでいます。対象としているケトプロフェンという物質は、医薬品が代謝されて排出されるもので、既存の排水処理施設では処理できないため、効率良く、またより使いやすい分解方法を探すことが目標です。

この学科は先生1人に対する学生の数が少なく、先生との距離が近いことが特長です。進路についても何度も相談にのっていただき「どんな仕事も一生懸命取り組めば楽しい」という言葉は、就職活動中の支えになりました。大学は高校までと違い、自分で考え、判断し、表現する力が求められます。実験や実習、研究を通して、試行錯誤を繰り返しながら身につけた論理的な思考力と、人に分かりやすく伝える技術を社会で生かしたいと思っています。

芦沢 涼

理学部 生命圏環境科学科 2年 芦沢 涼 (千葉県・県立幕張総合高等学校出身)

以前から気象に興味があり、気象学や地学が学べる生命圏環境科学科に入学しました。この学科は実習や発表の機会が多く、1年次は伊豆大島で火山や地層、海洋生物、植物などの野外調査を実施しました。チームごとに発表を行う課題では、それぞれ役割を分担し、島の成り立ちを上手くまとめることができたと思います。「キャリアデザイン」ではグループワークを通して、伝わりやすい発表とはどんなものかを学ぶことができました。

プレゼンテーションの仕方によって、内容の伝わり方が違うため、仲間の発表も参考に、さらに力をつけたいと思っています。資格に挑戦する友人も多く、私も在学中に気象予報士の資格取得をめざしています。気象情報は、ニュースだけでなく、建設・土木や農業、船舶の運航スケジュール、イベントの運営などに広く役立っています。3年次から始まる資格講座で知識を深め、将来、社会に貢献することが目標です。

嶋村 絵美

理学部 生命圏環境科学科 4年 嶋村 絵美(千葉県・和洋国府台女子高等学校出身)

生命圏環境科学科は地学や物理、社会政策など多様な角度から環境への理解を深めることができます。2年次に参加した「環境科学海外研修」ではハワイで大学の授業を受け、フィールドワークも行いました。英語力が足りず伝えたいことが伝わらないもどかしさを実感し、帰国後はより真剣に英語を学ぶようになりました。4年次からは環境政策研究室で、羽田空港沖にフロート式ソーラーパネルを設置するプランを考察しています。

過去に海水面に設置した前例がなく、技術面や法規制など乗り越えるべき課題がたくさんあります。しかし、所属研究室の柴田先生に「結果よりプロセスが大事」と励まされ、官公庁や関連団体でヒアリングを重ね、可能性を探っています。大学生活では実習や研究を通してたくさんの出会いに恵まれました。その中で培った行動力や相手の立場で考える姿勢を、今後の人生に役立てたいと思っています。

川崎 大毅

理学部 生命圏環境科学科 2年 川崎 大毅 (埼玉県・春日部共栄高等学校出身)

中学時代に地球温暖化について学び、環境問題に興味をもちました。生命圏環境科学科を選んだのは、科学と政策などの両面から環境を学べると知ったからです。野外実習の機会が豊富にあることもこの学科の大きな魅力でした。1年次の「コミュニカティブイングリッシュ」では、さまざまなテーマで英語のプレゼンテーションを行うため、語学力とともに多分野にわたる知識を得ることができます。

学内で定期的に行われているセミナーでは、環境を守る仕事にはどんなものがあるか紹介してもらえるので、将来をイメージしやすくなりました。「環境科学体験実習」では伊豆大島でフィールドワークを行い、私の班は、主に政策面からどうすればもっと多くの観光客を呼べるかを議論して、発表しました。終わってみると提言力の弱さなど反省も多く、説得力のある提案ができるよう、学びを深めたいと考えています。

岩田 彩

理学部 生命圏環境科学科 4年 岩田 彩 (茨城県・県立牛久栄進高等学校出身)

生物系に興味があって入学しましたが、化学や物理学などの基礎から社会科学、人文科学の考え方まで学べるカリキュラムのおかげで、広い視野をもつことができました。3年次の「環境政策」は対話形式の授業で、課題について考え、発言することを通して、政策面から環境問題にアプローチすることへの関心が深まりました。現在は環境政策研究室に所属し、伊豆大島の持続可能な発展について調査・研究をしています。

研究テーマを決定してから2度、島を訪問し、現場視察と町役場の方たちへのヒアリングを行いました。観光をきっかけに島の魅力をアピールし、離島における持続可能な社会を実現するため、島内外の人の世代別意識調査などを行い、バランスのとれた開発を提案したいと思っています。卒業後は住宅総合メーカーに勤務します。社会人として実績を積み、信頼を得るとともに、環境について学んだ視点をまちづくりに生かすことが私の夢です。

佐川 裕次郎

理学部 生命圏環境科学科 2年 佐川 裕次郎 (千葉県・県立国府台高等学校出身)

高校時代に環境問題に関心をもち、その解決について多面的に考えることができる生命圏環境科学科を選びました。自然科学の知識が学べることはもちろん、「コミュニケーション」などの授業で、グループワークを行い、議論の仕方や人に伝えるための技術を学べることも、この学科の魅力です。

基礎生物学の授業で、先生から「大学時代に多くの経験を積むことが大事」と勧められたことに刺激され、公開講座の三番瀬干潟観察会に参加して実態を観察したり、他大学と連携してビオトープ管理の活動に参加するなど、学んだ知識を実際の活動で確かめながら、できるかぎり多くの経験をしようと努めています。活動に参加して、さまざまな人の考えを聞くと、新たな疑問もわいてくるため、自ら調べ、学ぶ姿勢も生まれました。いま最も関心があるのは生物多様性の保全についてです。それがなぜ重要か、自分の言葉で説明できるよう、知識を深めたいと思っています。

※学年は取材当時のものです。

大公開!名物授業

  • 環境科学体験実習
  • Coming Soon!

コア選択科目(1年次)環境科学体験実習 伊豆大島で生命と自然との関わりを学ぶ

1年次の春に、伊豆大島で生態、産業・社会、地質などをテーマにフィールドワークを行い、「科学とはどういうものか」を体験します。
また、グループワークを通して、入学して間もない学生同士の交流もはかります。

Coming Soon!

のぞき見!研究室

PICK UP 環境分析化学研究室 齋藤 敦子 准教授 環境中に放出された化学物質の挙動を明らかに

研究活動は思考力と計画力、実践力を養う。

本研究室では、環形動物のイワムシが、干潟の底質にある多環芳香族炭化水素(PAHs)を約100倍という高濃度に濃縮し、糞として排泄すること、また排泄された糞中のPAHs濃度が、わずか2時間ほどで半減するという現象を発見しました。通常、環境中でのPAHsの半減期は数週間から数カ月とされていますが、排泄直後の糞を何個体分も集めて分析すると、2時間放置したものは濃度が半分に減少していました。将来的には、この現象を用いた環境浄化システムの開発へと研究を発展させたいと考えています。

PICK UP 環境政策研究室 柴田 祐希 講師 持続可能なまちづくりへ「賢明な意思決定」を考える

海外の先進事例について研究に取り組んでいる。

本研究室では、政府や企業における開発の意思決定のより早い段階に着目し、環境社会に配慮した計画や地域を考慮した合意形成のプロセスデザインがつくられるよう、意思決定のあり方をより持続可能性の高いものにすべく、「将来を見据えた賢明な意思決定」を求める研究を進めています。学生には研究を通じて自分たちの生活の中から問題を見つけて解決していくことを学んでもらいたいと考えています。

PICK UP 保全生態学研究室 西廣 淳 准教授 「自然再生の時代」を支える科学をめざし、調査研究。

130年スケールで地図にプロットしていく

保全生態学は「生物多様性」の保全を目的として生まれた、比較的新しい応用科学のジャンル。絶滅に瀕している種や消えそうな自然は全国にあり、それを大事に守ろうとする人々や、再生に向けて活動する人々を科学の面から支えることが、この研究室のテーマです。外来性植物の生態調査や自然再生をめざす野外調査など、学生は河川や湖沼、里山などで生態学的研究を進めます。

PICK UP 地殻力学・地下水理学研究室 上原 真一 准教授 あらゆるスケールの「地下の水」と向き合う

やっているうちに、どんどん面白く感じられる実験!

水などの流体が地下でどのようなふるまいをするか、岩石や断層の力学特性にどう影響するのか、ということはCO2地中貯留、放射性廃棄物の地層処分、石油・天然ガスの資源開発、地震の発生メカニズムなどと関係しており、将来的にさまざまな分野への応用が期待されています。本研究室では、野外調査や室内実験などを組み合わせて、これらの性質の解明に取り組んでいます。

その他の研究室

★環境浄化研究室
環境中の難分解生物質の無害化を研究
★環境分析化学研究室
環境汚染物質の分析法の開発
★環境材料化学研究室
環境浄化をめざした新しいナノ細孔材料の研究
★海洋生態学研究室
世界の海をフィールドに海洋生物と環境の関わりを追究
★保全生態学研究室
身近な自然の保全と再生のための生態学
★大気科学・星間化学研究室
分光学的手法を用いた大気科学・星間化学研究
★地殻力学・地下水理学研究室
地下の流体の“動き”と“働き”を探る
★地球惑星システム学研究室
地球が生命の星であり続けてきた理由を探る
★環境計画研究室
環境問題に関する合意形成を実現する手法を考える
★環境政策研究室
持続可能性評価による未来を見据えた意思決定を
★環境ビジネス研究室
より良い環境ビジネスの普及に貢献

各研究室の詳細はコチラ

気になる!将来の道

社会に期待される、環境分野の専門性!就職内定率約98%という確かな実績。

環境と密接に関連した企業から、商社や建築業、教職員、公務員、情報サービス業まで幅広い就職先が広がっています。ISO14001など、企業の環境管理対応が社会的責任として問われる現在、環境分野の専門知識を持つ生命圏環境科学科の卒業生は貴重な人材としてあらゆる分野で期待されています。将来的には、環境調査・分析を行う専門家や、「環境報告書」「CSRレポート」といった環境情報の作成に携わるスペシャリストの輩出も見込まれています。

業種別就職率

就職率:100% 参考:上記就職者のほか大学院進学者11名 ※2018年3月卒業生実績

取得できる資格

(中学校・高等学校)教諭一種免許状(理科) 公害防止管理者 気象予報士 その他にも取得できる資格があります。

主な就職先

○民間企業 アイ・ケイ・ケイ/青二プロダクション/アキュラホーム/アジア航測/アルファシステムズ/一条工務店/ヴィス/ウィンド・パワー・エンジニアリング/ヴェスタ/エコー/エコ・プラン/エヌアイデイ/NTTデータSMS/大田花き/川島/キャパ/クマガイコーポレーション/京葉瓦斯/ザイマックス/シーデーシー情報システム/システムマネージメント/ジブラルタ生命保険/崇教真光/Sky/綜合キャリアグループ/大創産業/月島テクノメンテサービス/ディーエイチシー/東京ガス/東京ガスiネット/東京システムリサーチ/日昇自動車販売/日昭電気/日特建設/日本コムシス/日本ビジネスシステムズ/富士ソフト/富士通エフ・アイ・ピー/ベイクルーズグループ/米国三越/三井住友ファイナンス&リース/三岩エンジニアリング/明伸工機/メディサイエンスプラニング/ユニバーサル園芸社/りそなカード/菱冷環境エンジニアリング ○病院 初富保健病院 ○官公庁・特殊法人 船橋市/警視庁/茨城県警察本部/大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 ○学校 仙台市立中山中学校/成城学園初等学校/本庄東高等学校・附属中学校

約760社の企業と連携した就職サポートシステム

「キャリアセンター」を中心に就職委員と企業とが三位一体となって“キャリア形成支援”を行っています。個別相談の充実、多彩なガイダンスやセミナーの開催、インターンシップの実施、約760社の企業と連携した「TOHOアライアンス」など、個々の希望や適性を生かせる独自のサポート体制を整えています。

就職サポートシステム

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