理学部 Faculty of Science 生命圏環境科学科

科学の力を結集し、環境問題の根本に挑む

東邦大学理学部生命圏環境科学科では、深海から宇宙までの自然とあらゆる生物、そして人間社会を包括して「生命圏」として探究。地球規模での「生命圏」を持続可能なものにすべく、理学の力と社会科学の広い視点から、より良い環境を追究します。

ココに注目!

就職内定率98%※
環境と密接に関連した企業から、商社や建築業、教職員、公務員、情報サービス業まで幅広い就職先。※2017年3月卒業生実績
TOEIC®受験最大8回無料
国際人の育成をめざし英語学習を強化。4年間で最大8回TOEIC-IP試験を無料で受験可能。
男女比は6:4
約38%が女子学生。全国の理学部と比べてもかなり高い割合で、女性が学びやすい環境です。

◯ 教育の3つの特色

基礎から専門までの一貫したカリキュラム
コア科目で基礎理学と人文・社会科学の視点、コミュニケーション力などを修得。3年次からはコース制のユニット科目を軸に発展的な環境科学を学びます。広い視野で環境問題を考える見識・能力を段階的に修得します。
すべての理系分野を学べる基礎科学実験
化学、生物学、物理学、地学の基礎実験から興味のある実験を自由に履修可能。全実験の履修も可能です。基礎講義科目により理科が苦手な学生も着実に知識を修得でき、自分の興味と特性を見極めることができます。
充実した実習教育&研究機関・大学と連携
充実した野外実習をはじめ自然環境の現場教育を重視。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)など独立行政法人の研究機関や他大学、海外の研究機関と連携した共同研究を実施しており、最先端研究に触れられます。

東邦大学 生命圏環境科学科 オフィシャルサイトへ

教えて!生命圏環境科学科生

  • 嶋村 絵美
  • 川崎 大毅
  • 岩田 彩
  • 佐川 裕次郎
  • 白土 智子
  • 山田 博文
嶋村 絵美

理学部 生命圏環境科学科 4年 嶋村 絵美(千葉県・和洋国府台女子高等学校出身)

生命圏環境科学科は地学や物理、社会政策など多様な角度から環境への理解を深めることができます。2年次に参加した「環境科学海外研修」ではハワイで大学の授業を受け、フィールドワークも行いました。英語力が足りず伝えたいことが伝わらないもどかしさを実感し、帰国後はより真剣に英語を学ぶようになりました。4年次からは環境政策研究室で、羽田空港沖にフロート式ソーラーパネルを設置するプランを考察しています。

過去に海水面に設置した前例がなく、技術面や法規制など乗り越えるべき課題がたくさんあります。しかし、所属研究室の柴田先生に「結果よりプロセスが大事」と励まされ、官公庁や関連団体でヒアリングを重ね、可能性を探っています。大学生活では実習や研究を通してたくさんの出会いに恵まれました。その中で培った行動力や相手の立場で考える姿勢を、今後の人生に役立てたいと思っています。

川崎 大毅

理学部 生命圏環境科学科 2年 川崎 大毅 (埼玉県・春日部共栄高等学校出身)

中学時代に地球温暖化について学び、環境問題に興味をもちました。生命圏環境科学科を選んだのは、科学と政策などの両面から環境を学べると知ったからです。野外実習の機会が豊富にあることもこの学科の大きな魅力でした。1年次の「コミュニカティブイングリッシュ」では、さまざまなテーマで英語のプレゼンテーションを行うため、語学力とともに多分野にわたる知識を得ることができます。

学内で定期的に行われているセミナーでは、環境を守る仕事にはどんなものがあるか紹介してもらえるので、将来をイメージしやすくなりました。「環境科学体験実習」では伊豆大島でフィールドワークを行い、私の班は、主に政策面からどうすればもっと多くの観光客を呼べるかを議論して、発表しました。終わってみると提言力の弱さなど反省も多く、説得力のある提案ができるよう、学びを深めたいと考えています。

岩田 彩

理学部 生命圏環境科学科 4年 岩田 彩 (茨城県・県立牛久栄進高等学校出身)

生物系に興味があって入学しましたが、化学や物理学などの基礎から社会科学、人文科学の考え方まで学べるカリキュラムのおかげで、広い視野をもつことができました。3年次の「環境政策」は対話形式の授業で、課題について考え、発言することを通して、政策面から環境問題にアプローチすることへの関心が深まりました。現在は環境政策研究室に所属し、伊豆大島の持続可能な発展について調査・研究をしています。

研究テーマを決定してから2度、島を訪問し、現場視察と町役場の方たちへのヒアリングを行いました。観光をきっかけに島の魅力をアピールし、離島における持続可能な社会を実現するため、島内外の人の世代別意識調査などを行い、バランスのとれた開発を提案したいと思っています。卒業後は住宅総合メーカーに勤務します。社会人として実績を積み、信頼を得るとともに、環境について学んだ視点をまちづくりに生かすことが私の夢です。

佐川 裕次郎

理学部 生命圏環境科学科 2年 佐川 裕次郎 (千葉県・県立国府台高等学校出身)

高校時代に環境問題に関心をもち、その解決について多面的に考えることができる生命圏環境科学科を選びました。自然科学の知識が学べることはもちろん、「コミュニケーション」などの授業で、グループワークを行い、議論の仕方や人に伝えるための技術を学べることも、この学科の魅力です。

基礎生物学の授業で、先生から「大学時代に多くの経験を積むことが大事」と勧められたことに刺激され、公開講座の三番瀬干潟観察会に参加して実態を観察したり、他大学と連携してビオトープ管理の活動に参加するなど、学んだ知識を実際の活動で確かめながら、できるかぎり多くの経験をしようと努めています。活動に参加して、さまざまな人の考えを聞くと、新たな疑問もわいてくるため、自ら調べ、学ぶ姿勢も生まれました。いま最も関心があるのは生物多様性の保全についてです。それがなぜ重要か、自分の言葉で説明できるよう、知識を深めたいと思っています。

白土 智子

理学部 生命圏環境科学科 4年   白土 智子 ( 東京都・都立国分寺高等学校出身)

環境問題に関心があり、一つの専門分野だけでは解決が難しい問題だと感じ、技術と社会の双方から学びにアプローチできる生命圏環境科学科に入学を決めました。カリキュラムは生物学や物理学、化学などを広く学んだ後に、専門を絞り込んでいくよう配慮されているため、学びながら自分が最も興味がある分野は何かを考えることができます。

私は生物多様性がいかに重要かを知り、保全生態学研究室で、東京の湿地を対象とした「土壌シードバンク(土壌中に含まれる種子集団)」の調査研究を行っています。その土地にかつて生育していた植物が消えたように見えても、種子は土壌の中で休眠している可能性があり、それを調べることで、地域の自然を再生する手がかりにすることが目標です。卒業後も大学院で土壌シードバンクの研究を続けるとともに、自然と共存する社会づくりに向けて、地域の方々との連携を一層強め、研究の成果を社会に還元したいと考えています。

山田 博文

理学部 生命圏環境科学科 2年   山田 博文 ( 神奈川県・県立新城高等学校出身)

生命圏環境科学科に進学したのは、環境保護について理系と文系の両面から複合的に学べると考えたからです。フィールドワークやグループワークで実践的に学ぶ機会が多いことも、この学科を選んだ理由の一つでした。1年次の「コミュニケーション」という授業では、実習の成果をポスターで表現することや、高校生向けに環境教育を行うという想定でプレゼンテーションを経験し、科学的な知識を人に伝える難しさを学びました。

得た知識を誰にでも分かりやすく伝えるためには、より深く理解することと表現力が必要だと実感し、2年次からは授業時間以外に開かれる自主ゼミに参加しています。先生にもご指導いただきながら、各自が自由なテーマで発表し、議論をすることで、新たな視点やより良い考えを導く貴重な経験ができています。現在はオゾン層破壊など成層圏の問題に関心があり、環境保護に関連した職業に就くことを目標に、学びを深めたいと思っています。

※学年は取材当時のものです。

大公開!名物授業

  • 環境科学体験実習
  • Coming Soon!

コア選択科目(1年次)環境科学体験実習 伊豆大島で生命と自然との関わりを学ぶ

1年次の春に、伊豆大島で生態、産業・社会、地質などをテーマにフィールドワークを行い、「科学とはどういうものか」を体験します。
また、グループワークを通して、入学して間もない学生同士の交流もはかります。

Coming Soon!

のぞき見!研究室

PICK UP 環境分析化学研究室 齋藤 敦子 准教授 環境中に放出された化学物質の挙動を明らかに

研究活動は思考力と計画力、実践力を養う。

本研究室では、環形動物のイワムシが、干潟の底質にある多環芳香族炭化水素(PAHs)を約100倍という高濃度に濃縮し、糞として排泄すること、また排泄された糞中のPAHs濃度が、わずか2時間ほどで半減するという現象を発見しました。通常、環境中でのPAHsの半減期は数週間から数カ月とされていますが、排泄直後の糞を何個体分も集めて分析すると、2時間放置したものは濃度が半分に減少していました。将来的には、この現象を用いた環境浄化システムの開発へと研究を発展させたいと考えています。

PICK UP 環境政策研究室 柴田 祐希 講師 持続可能なまちづくりへ「賢明な意思決定」を考える

海外の先進事例について研究に取り組んでいる。

本研究室では、政府や企業における開発の意思決定のより早い段階に着目し、環境社会に配慮した計画や地域を考慮した合意形成のプロセスデザインがつくられるよう、意思決定のあり方をより持続可能性の高いものにすべく、「将来を見据えた賢明な意思決定」を求める研究を進めています。学生には研究を通じて自分たちの生活の中から問題を見つけて解決していくことを学んでもらいたいと考えています。

PICK UP 保全生態学研究室 西廣 淳 准教授 「自然再生の時代」を支える科学をめざし、調査研究。

130年スケールで地図にプロットしていく

保全生態学は「生物多様性」の保全を目的として生まれた、比較的新しい応用科学のジャンル。絶滅に瀕している種や消えそうな自然は全国にあり、それを大事に守ろうとする人々や、再生に向けて活動する人々を科学の面から支えることが、この研究室のテーマです。外来性植物の生態調査や自然再生をめざす野外調査など、学生は河川や湖沼、里山などで生態学的研究を進めます。

PICK UP 地殻力学・地下水理学研究室 上原 真一 准教授 あらゆるスケールの「地下の水」と向き合う

やっているうちに、どんどん面白く感じられる実験!

水などの流体が地下でどのようなふるまいをするか、岩石や断層の力学特性にどう影響するのか、ということはCO2地中貯留、放射性廃棄物の地層処分、石油・天然ガスの資源開発、地震の発生メカニズムなどと関係しており、将来的にさまざまな分野への応用が期待されています。本研究室では、野外調査や室内実験などを組み合わせて、これらの性質の解明に取り組んでいます。

その他の研究室

★環境化学研究室
環境中の化学物質の発がん性を予測する
★環境分析化学研究室
環境汚染物質の分析法の開発
★環境浄化研究室
環境中の難分解生物質の無害化を研究
★海洋生態学研究室
世界の海をフィールドに海洋生物と環境の関わりを追究
★湖沼生態学研究室
湖沼の生き物の生態を解明し保全につなげる
★保全生態学研究室
身近な自然の保全と再生のための生態学
★資源エネルギー学研究室
次世代型地下エネルギー資源の研究
★大気科学・星間化学研究室
分光学的手法を用いた大気科学・星間化学研究
★地殻力学・地下水理学研究室
地下の流体の“動き”と“働き”を探る
★環境計画研究室
環境問題に関する合意形成を実現する手法を考える
★環境政策研究室
持続可能性評価による未来を見すえた意思決定を
★環境ビジネス研究室
より良い環境ビジネスの普及に貢献

各研究室の詳細はコチラ

気になる!将来の道

社会に期待される、環境分野の専門性!就職内定率約98%という確かな実績。

環境と密接に関連した企業から、商社や建築業、教職員、公務員、情報サービス業まで幅広い就職先が広がっています。ISO14001など、企業の環境管理対応が社会的責任として問われる現在、環境分野の専門知識を持つ生命圏環境科学科の卒業生は貴重な人材としてあらゆる分野で期待されています。将来的には、環境調査・分析を行う専門家や、「環境報告書」「CSRレポート」といった環境情報の作成に携わるスペシャリストの輩出も見込まれています。

業種別就職率

就職率:97.9% 参考:上記就職者のほか大学院進学者12名 ※2017年3月卒業生実績

取得できる資格

(中学校・高等学校)教諭一種免許状(理科) 公害防止管理者 気象予報士 その他にも取得できる資格があります。

主な就職先

○民間企業 旭化成ファーマ/味のちぬや/アルファシステムズ/イーピーエス/石竹/イセ食品/市川環境エンジニアリング/茨城計算センター/英和/ANA成田エアポートサービス/エスワイシステム/NTTファシリティーズ/オクタゴン/環境管理センター/クラフツ/京葉瓦斯/KSK/サムシングホールディングス/三共消毒/三建設備工業/サンメディックス/シミック/常陽銀行/ダイキンエアテクノ/中央開発/ティーエスケー/データベース/東京ガスタマライフバリュー/東テク/トモヱ乳業/日本空調サービス/日本テクノ/八海醸造/東日本ガス/東日本環境アクセス/フコク/フジクリーン工業/フジフーズ/ベネッセスタイルケア/ヘルスインターメソッド/マルエツ/ワークスアプリケーションズ ○官公庁・特殊法人 東京都/群馬県警察本部 ○学校 千葉県立多古高等学校/鎌ヶ谷市立初富小学校/横芝町立光中学校

約710社の企業と連携した就職サポートシステム

「キャリアセンター」を中心に就職委員と企業とが三位一体となって“キャリア形成支援”を行っています。個別相談の充実、多彩なガイダンスやセミナーの開催、インターンシップの実施、約710社の企業と連携した「TOHOアライアンス」など、個々の希望や適性を生かせる独自のサポート体制を整えています。

就職サポートシステム

東邦大学 生命圏環境科学科 オフィシャルサイトへ

▲