医学部

研究室紹介

脳神経外科学講座(大橋病院)
教授 岩渕 聡

世界トップレベルの環境で
最先端の脳神経外科学を学ぶ。

この講座は、昭和56年5月に東邦大学医学部付属大橋病院脳神経外科学研究室として開設され、これまで多くの専門医を輩出してきました。現在、全国94の脳神経外科専門医研修プログラムの基幹施設にも認定されています。
私の専門は脳卒中、つまり脳血管障害です。脳の血管が詰まる「脳梗塞」、脳の血管が破ける「脳出血」「くも膜下出血」などが治療の対象です。近年、開頭手術を行わない脳血管治療の進歩はめざましく、カテーテルやステントといった器具を用いて血管を広げたり、血管内から血栓を回収したり、脳動脈瘤をつめたりします。最先端の機器を用いた画像モニタリングなども行います。治療法は日々進化しており、常に知識のアップデートが求められます。
当講座の担当教員には、脳血管内治療、脳腫瘍や脳外傷に関する世界的なエキスパートもいます。希望があれば、海外の提携医療機関に留学し、専門知識を深めるためのサポートも積極的に行っています。
高齢化が進む日本では、脳血管障害の症例が増加傾向にあり、脳神経外科医のニーズはますます高まっています。世界トップレベルの学びと研修の環境があるこの場所で、次世代の脳神経外科医をめざす若い仲間を待っています。

岩渕 聡 教授

東邦大学医学部卒業。東邦大学大学院医学研究科博士課程修了。ニュージーランド・オタゴ大学、アメリカ・シカゴ大学への留学を経て、東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科教授。現在は同病院の院長を務めている。専門は「脳神経外科学」。

[研究内容]

  • 頚動脈ステント留置前後の網膜血流変化
  • くも膜下出血後脳血管攣縮に対する経動脈的治療前後の血流動態変化
  • グリオーマに対する新規分子標的治療の開発
  • 地域医療支援病院を中心としたスポーツ脳振盪後社会復帰支援モデルの構築
  • 頸動脈プラークの進展における数値流体力学検討
  • 仙腸関節痛の病態解明と新たな治療法の確立