卒業生インタビュー
卒業生からのメッセージ
現場が求める検査を提案し、
チーム医療に貢献したい。
臨床検査技師 秋田 萌
東京大学医学部附属病院 検査部勤務(取材当時)
(2016年 理学部生物分子科学科卒業)
臨床検査技師として、大学病院の神経生理部門で各種検査を行っています。担当するのは、主に筋電計、脳波計などを用いた脳神経(視神経や聴神経など)の検査で、ときには脳死判定に立ち会うこともあります。適切な検査を行うことで、投薬開始など治療の判断が早まるケースも多く、チーム医療の一員として、大きな責任を感
じています。
学生時代は、臨床検査技師課程を履修し、生物分子科学科の授業を受けながら国家試験対策をするという、とても忙しい日々でした。しかし、同じ夢を持つ仲間と刺激し合いながら学べる環境だったからこそ続けられました。東邦大学の付属病院を含む幅広い実習先で最先端の医療現場を体験できたことも、今の仕事で大いに役立っています。
今後さらに経験を積み、より求められている検査を提案できる臨床検査技師になりたいと思います。
脳波計の波形を見ながら患者さんの症例について先輩に相談。信頼できる先輩や同僚に囲まれています。