卒業生インタビュー
卒業生からのメッセージ
難易度の高い商品アイデアを
実現できるプロになりたい。
食品メーカー 技術職 清水 祐季
株式会社ロッテ 生産技術部 勤務(取材当時)
(2017年 理学部生物学科卒業)
(2019年 理学研究科博士前期課程生物学専攻修了)
菓子メーカーの生産技術部で、新商品の立ち上げや品質管理に携わっています。新しい商品を企画する際には、研究所レベルでのアイデアが実際に工場で製造できるかどうかが大きな課題となります。私の役割は、研究所と工場の間に立ち、商品のアイデアを製造・販売まで実現させること。原料の配合や工場の環境条件をチェックしながら、商品化のために全力を尽くしています。
学生時代は、細胞性粘菌という微生物の研究に取り組んでいました。この会社を選んだのも、生物学科で培った知識が品質管理の面で生かせると思ったからです。また、大学での研究で身につけたデータ分析のスキルも今の仕事に役立っています。今はまだ先輩に教わることが多いのですが、これから経験を積み、難易度の高い新商品のアイデアも実現できるようなプロフェッショナルになりたいです。
試食検査で味に異常がないかを調べたり、パッケージ包装などのチェックをしたり……。自社商品の品質管理を担っています。