理学部

先輩インタビュー

在学生インタビュー

意思を持つかのように成長する細胞のメカニズムを解明したい。

4年 伊藤 仁将 埼玉県・県立川口北高等学校出身(取材当時)

研究テーマは、細胞のリプログラミングという機能です。例えば、体内で肝臓に成長していく細胞には、肝臓になるための目印があります。その目印を消し、多様な臓器になりうる細胞に戻すことがリプログラミングです。これを人為的に起こすのがiPS細胞ですが、私はマウスの胚性幹細胞(ES細胞)で起きるリプログラミングの仕組みや、目印がつくプロセスの解明を進めています。細胞を培養し、数日後に共焦点レーザー顕微鏡でチェックすると、目印の増減や形状変化などを確認できます。今 後、同じ手法でDNAに目印をつけるタンパク質の役割を解明できれば、医療分野にも有効です。
既に学会での口頭発表を経験し、大学院で研究を続けることも決まっています。まずは2020年の国際学会に向けて、データの質を高めていきます。

私の学び

細胞レベルのミクロな領域から、動植物の生態系に関わるマクロな領域まで、生物学科で学べることは多岐にわたります。研究で理解すべきメカニズムは複雑ですが、情報を整理して考える力や、それを論理的にわかりやすく伝える力が身につきます。