理学部

先輩インタビュー

在学生インタビュー

約30億年前の石を分析して生命の進化を明らかにする。

4 年 齋藤 大樹 千葉県・麗澤高等学校出身(取材当時)

研究対象は約30億年前の「石」です。これはオーストラリア西部で採取された黒色頁岩(けつがん)で、光合成バクテリアの痕跡をさまざまな化学的な手法を用いて分析して、地球史初期における生命と代謝の進化を明らかにしようとしています。
実験では、黒色頁岩から厚さ約30μmの薄片を作って最先端の分析装置にかけ、わずかに残存する有機分子を調べます。これは「地球化学」という地球惑星科学と化学、さらには微生物学との境界領域。講義を聞いて、化学にはこんなに面白い研究領域があることを初めて知りました。
医療分野で使われる高度分析装置を地質試料に応用するという、真に最先端の研究に挑めるのがこの研究の魅力です。現在は東京大学や高知大学や海洋研究開発機構と共同研究 を展開しています。卒業後も大学院で研究を続けていきます。

私の学び

1年次から有機化学、無機化学、物理化学など、化学の幅広い分野をバランスよく履修できます。印象に残る授業は、やはり3年次春学期の地球化学です。地球46億年の歴史を化学的アプローチで解き明かす授業は、非常に興味深い内容でした。