先輩インタビュー
在学生インタビュー
アサリの貝殻の内側に表出する着色の謎に迫る。

4年 吉田 健人
千葉県・暁星国際高等学校出身(取材当時)
化学、生物学、物理学、地学を総合的に学べるカリキュラムに魅力を感じ、理学部生命圏環境科学科への進学を決めました。入学後、印象に残っている授業は、3年次の「海洋生態学」です。深海生物の探査によって地球の成り立ちがわかると知り、とてもワクワクしたのを覚えています。これをきっかけに現在は、海洋生態学研究室に所属し、アサリの貝殻に関する調査を行っています。アサリの貝殻の内側には、黄色や紫色などさまざまな着色のパターンがあります。そこで、貝の構造や採取地点などのデータを収集し、着色の原因を探っています。先行研究がない分野なので、調査はすべて手探り状態。難しさはありますが、未知の謎に迫る面白さを感じています。ここで得た調査・分析の経験を将来の仕事でも生かしたいです。
