理学部

先輩インタビュー

在学生インタビュー

AI(人工知能)に料理をしている人の行動を認識させる。

4年 大橋 巧
高等学校卒業程度認定試験利用(取材当時)

AI研究の分野でも特に注目されているディープラーニング(深層学習)を用いた研究に取り組んでいます。これは機械学習と呼ばれる技術の一種で、AIが与えられたデータを自ら学習して、共通する特徴などを自動的に発見する技術を指します。現在、私はこのディープラーニングを用いて、「料理をしている人物の行動認識」というテーマに挑戦しています。AIにインターネット上にある料理に関する大量の写真データを読み込ませて、「包丁で切る」「材料を混ぜる」「フライパンで炒める」などの動作を認識させるのが目的です。「行動認識」の技術は、監視カメラに写った人物の行動を把握して危険を察知するなど、実社会での応用が期待されています。卒業後は大学院に進学し、この研究をやり遂げたいと考えています。