古田 寿昭 教授

細胞の生理機能を制御する機能性分子の開発

細胞の生理機能を化学反応として理解するための新しい解析手法を開発しています。細胞内のシグナル分子や神経伝達物質、遺伝子などの分子に光で働くスイッチをつけて、その働きを制御する機能解析手法の構築をめざしています。

細井 晴子 准教授

レーザーを使って生体分子の機能を探る

研究対象は、生体内のさまざまな化学反応。生命現象の本質解明を目的に、生体分子の反応メカニズムを、レーザー分光法を用いて研究しています。最近は、海中で光るクラゲやサンゴに含まれる蛍光タンパク質の発光過程を調べています。

武藤 梨沙 講師

時を生み出すタンパク質の仕組みを解明する

植物や動物は、地球の自転に伴う昼夜交代のリズムに適応するために、生体内に時計（生物時計）を備えています。私は、この生物時計が24 時間周期を生み出す仕組みについて、構造生物学的手法を使って解析しています。

渡邊 総一郎 教授

新しい有機化合物をつくり活用する

有機化合物の合成研究は、自分で設計した分子を自分の手でつくり出せるという意味で、大変ユニークです。新しく合成した化合物のさまざまな性質を調べ、その成果をより高機能な化合物の設計やバイオの研究に応用することをめざします。