医学部 医学科

1年次

まずは基礎を固めるところから!

自然科学系科目の知識を整理する

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 心理学・法学・社会学や英語などの医学教養
  • 医学の土台となるデータサイエンスや自然科学など
  • 基礎医学の実習や課題解決型学修(PBL)
  • プロフェッショナリズム

    プロフェッショナリズム

    特別養護老人ホームにおいての介護体験実習や発表会などを通して、医学生にふさわしい他者を思いやる姿勢や態度を養います。

    臨床医学の前から、3人1組での医療面接ロールプレイや症候レクチャー発表を通じて、医師のコミュニケーションを実践的に学べます。グループで医学・医療に早く触れられる点が魅力です。

  • 生体の構造Ⅰ実習Ⅲ

    生体の構造1実習Ⅲ

    講義で学んだ知識を基礎に、組織標本を用いた顕微鏡観察とスケッチ作成を通して、体の組織構造についてより深く学びます。

    組織スライド観察に没頭できる贅沢な時間があり、当初は戸惑いながらも講義のポイントを意識したスケッチで評価が伸びていきます。マクロ解剖学・生理学と関連づけ、ミクロ構造への理解が深まる点が魅力です。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 分野にとらわれない広い視野
  • 体の構造やしくみの基礎理解
  • 医師としての心構えや 患者さんとの接し方
  • 1年次の学びを通して身についたことは?

    プレッシャーのなかでも、自分ができることを淡々と進める力が身につきました。基礎医学では身体のしくみを細かく学べ、大変さのなかにもおもしろさやワクワクを感じられる学びでした。
  • 基礎科目を通じて感じたことは?

    人体の正常な機能と構造を関連づけて学ぶ中で、その奥深さを実感しています。疑問点は先生に積極的に質問するようになり、理解を深める習慣も自然と身につきました。

2年次

診察・診療・治療のための土台作り!

人体のしくみ・
病気のメカニズムを学ぶ

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 医学論文の読み書きを見据えた医学英語
  • 病気を理解するための病理学・免疫学・薬理学など
  • 解剖学実習や課題解決型学修(PBL)
  • 基礎医学英語

    少人数制のクラスで、将来の医学研究に必要な基礎医学英語を学ぶ授業です。医学用語の理解に加え、医療関連の英文読解やリスニング、要約に取り組みます。さらに、学んだ内容を英語で発表し、質疑応答を行うことで、コミュニケーション力を磨きます。

  • 医学総論

    病因や病態を理解するための基礎知識を学ぶほか、内科診察や外科手技の基本も身につけます。さらに、病院見学や地域医療演習を通して、患者さんを中心に行われるチーム医療を学び、より良き医療人に求められる倫理観やコミュニケーション力、多職種と協働する力を養います。

  • 生体の構造2実習Ⅰ
    (マクロ解剖学実習)

    ご献体いただいた方のご遺体を通して、人体のさまざまな構造とその成り立ちを観察・考察し、基礎医学や臨床医学につながる解剖学的知識を身につけます。また、人の死および生命の尊厳について真摯に考え、医療人に求められる倫理について学びます。

    約3か月にわたる解剖学実習では、座学で学んだ知識が生きた理解になります。命と死に向き合う医師の責任を改めて実感しました。医学生として深い学びと気づきを得られる、6年間の学びのなかでも特に印象に残る経験です。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 体のしくみに関するさらに深い理解
  • 人の病気のメカニズムに関する基礎理解
  • 内科診療や外科手技に関する基礎知識
  • 2年次の学びを通して身についたことは?

    コツコツと勉強する姿勢が身につき、医学は一生学び続ける道だと早く自覚できました。「マクロ解剖学実習」では、医学の深遠さと社会からの期待の大きさを強く感じたのが印象的です。
  • 2年次の学びを通して身についたことは?

    人体の正常な構造を総復習する中で、これまで学んできた知識をしっかりと固めることができました。「マクロ解剖学実習」の予習は大変でしたが、学びの機会を逃さないよう取り組みました。

3年次

病因・病態から診断・治療まで体系的に学ぶ!

患者さんを支える
医療の視点を身につける

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 器官ごとの病因・病態・診断・治療に関する知識
  • 自身の興味や疑問に応じた医学論文の執筆
  • 地域・社会における保健・医療・福祉
  • 医学論文

    自らテーマを設定し、医学論文を執筆・提出します。文献や資料を収集して整理・考察する「総説型論文」と、実験やデータ解析を行い、その結果を考察する「原著型論文」があり、研究の進展や希望に応じて取り組みます。

    総説・原著など形式もテーマも多様な論文作成に取り組み、先達の労苦を実感できます。未経験の手技にも助言を得て英語論文にまとめる経験は、リサーチマインドを養ううえで非常に意義深いです。

  • 社会医学1-②
    (法医学)

    ヒトの「死」や社会との関連を考察し、鑑定などに実践・応用する法医学について学びます。基礎医学の知識をもとに、人の死やけがを科学的に理解するとともに、事例や資料を通して人の死について深く考え、真摯に向き合う姿勢を養います。

    人体の正常を学ぶ基礎医学とも、人体の異常を学ぶ臨床医学とも異なる性質の講義でした。社会へ生かされる医学の新たな側面を垣間見ることができました。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 症状や検査結果を整理し、病気の診断をするための知識
  • 治療の考え方を理解し、現場で判断する力
  • 患者さんの生活や地域医療の役割をふまえて考える視点
  • 3年次の学びを通して身についたことは?

    本格的な臨床医学が始まり、「人体の正常」は一つでも「人体の異常=疾患」は無数にあることを学びました。多くの疾患について学ぶ中で、人の体や病気への理解を深め、充実した一年を過ごしました。
  • 3年次の学びを通して身についたことは?

    臨床科目の講義が本格的に始まり、試験が続く大変な一年でしたが、同級生と協力しながら一つひとつ乗り越えました。日々の学修を積み重ねることで、臨床科目の基本的な知識を修得した一年でした。

4年次

いよいよ診療参加型の実習が開始!

診断に必要な知識・技術を修得する

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 診療科ごとの病気や治療に関する専門知識
  • 実習に必要な知識・技能を測る共用試験の受験
  • 付属3病院で多職種連携を学ぶ臨床実習
  • 臨床推論演習

    臨床推論とは、患者さんの症状、身体診察、検査結果などから原因を考え、診断に至る過程です。この授業では、少人数グループで症例を検討しながら、病態の理解と診断の進め方を学びます。臨床医学の知識を活用して実践的に考察し、臨床実習に向けた基礎を身につけます。

  • 臨床検査・生理機能検査実習/シミュレーション実習

    臨床検査・生理機能検査実習/シミュレーション実習

    診療参加型臨床実習で医療行為を安全、確実に実施できるよう、臨床系教員が指導し、シミュレーション教育を活用して臨床技能を高めます。

    エコー、腰椎穿刺、ルート確保、救急シミュレーションなど、経験の少ない手技も少人数で先生方から直接丁寧に学べます。臨床実習や卒業後にすぐ役立つ、最も実践的な学びの一つです。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 学んだ医学の知識を活用し、診断をするための力
  • 自身の役割を理解し現場で連携する力
  • 患者さんを主体に考え責任を持って医療に参加する姿勢
  • 臨床現場で学んだことは?

    初めて臨床現場に出て、チーム医療の実際を学びました。臨床推論ではカルテの書き方や病態の考察法に触れ、医師が日々重ねる考察への尊敬の念が深まったのを覚えています。
  • 4年次の学びを通して身についたことは?

    これまで学んできた知識が、臨床現場で役に立っていることを実感できました。1年間ですべての診療科を回る実習は、自分の興味のある診療科を探すよい機会にもなっています。

5年次

医療現場でチーム医療を実践!

付属病院や地域医療機関での臨床実習で
最前線を学ぶ

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 付属病院や地域医療施設でのより専門的な長期実習
  • 事例や実習での体験を通して考える医療倫理
  • 診療参加型臨床実習

    診療参加型臨床実習

    臨床実習生(医学)として東邦大学医療センターの診療科にて、医療チームの一員として外来受診時から病棟、退院後まで患者さんのサポート・ケアを行い、患者さん主体の医療を実践します。

    チームの一員として患者さんと接しながら、コミュニケーション、身体診察、臨床推論、カルテ記載を実践のなかで学びます。見学型と異なり座学の知識が日々生きる充実感が魅力です。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 実践と学びの中で経験から試行錯誤する姿勢
  • 地域医療の実態を知り貢献するための視点
  • 疑問を深掘りして考え論理的にまとめる力
  • 5年次の学びを通して身についたことは?

    一人の患者さんを理解することが、どれほど大変で深いことかを学びました。「診療参加型臨床実習」では一つの診療科をじっくり回り、レポートやカルテ記載、症例発表にも挑戦しました。
  • スキルの向上につながった経験は?

    医療面接や臨床推論の基本的なスキルが向上したと感じています。チームの一員として診療に参加し、担当の患者さんを継続的に診察させていただく貴重な機会も得られました。

6年次

国家試験に向け、ついに学びの集大成!

多様な実習先で医師としての
総合力を培う

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 外部施設や海外も含めた選択制での実習
  • 医師としての知識・技能・態度の最終準備
  • 卒業試験や医師国家試験の受験
  • 選択診療参加型臨床実習

    6年間の医学教育の集大成として行われる実践的な実習です。主体的に学び続ける力を養うとともに、医師としての役割や責任を理解します。実習先は学内に限らず、国内外の医療機関から自ら選択することができます。海外の提携大学での実習にチャレンジできることも大きな特徴です。

  • 総合型臨床医学演習

    6年生が医師国家試験を迎えるにあたって、合格するために必要な医学的知識の整理や問題に対する考え方の解説を各領域・分野ごとに講義形式で行います。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 医師国家試験合格に向けた知識
  • チーム医療の一員として貢献し自ら学び続ける力
  • 患者さんの受診から退院後までサポートする姿勢
  • より良い医療に必要なこととは?

    患者さんにより良い医療を届けるには、良好な人間関係づくりとチーム医療が欠かせないと実感しています。「選択診療参加型臨床実習」では、医学部の集大成として積極的に臨床現場に参加できるようさまざまなことに挑戦しました。
  • 6年次の学びを通して身についたことは?

    「選択診療参加型臨床実習」で外部病院での実習を経験したことで、自分の特性やこれからのキャリアについて深く考えるようになり、進路を見つめる大切なきっかけにもなりました。