薬学部 薬学科

1年次

薬学への第一歩!
自然科学と教養を通して、

医療人としての土台をつくる

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 化学・生物・物理など、薬学の基礎となる自然科学
  • 倫理学やコミュニケーションなど医療人としての教養
  • 薬剤師の役割や薬学を学ぶ意義を知る導入的な学修
  • 有機化学実習Ⅰ

    有機化学実習Ⅰ

    化合物の秤量(ひょうりょう)、溶解、抽出、乾燥、ろ過といった実験方法や反応溶液を適切に処理する方法を実体験で学びます。

    入学後初めての実習で、実験やレポート作成の難しさや楽しさに触れ、薬学部に入った実感が湧きます。2人1組で主体的に進める力や、講義で学んだことを自分の手で再現することで理解度が深まりました。

  • 早期臨床体験

    病院や薬局、製薬企業、行政機関などの見学・体験実習を通して、さまざまな分野で活躍する薬剤師の役割を学びます。また、医学部との合同授業やグループワークを通して、多職種連携の必要性や患者さん主体の医療について理解を深め、今後の学修意欲につなげます。

    1年次から薬剤師の実際の働き方を知ることができ、自分の将来像や学生生活の目標が描きやすくなります。グループ活動も多く、友好関係をより深められる点が魅力です。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 薬学を体系的に学ぶための基礎学力と考え方
  • 医療に関わる者としての倫理観と基本的な姿勢
  • 分野にとらわれず物事を考える広い視野
  • 1年次の学びを通して身についたことは?

    大学で学ぶ内容の専門性の高さを実感しました。また、講義の予習・復習や、試験対策を計画的に進めることの大切さを学びました。
  • 1年次の学びを通して身についたことは?

    薬学部の科目数やテスト範囲の広さに苦労しましたが、友達と支え合いながら乗り越えました。その経験から、学修の予定を立て、計画的に行動する力が身につきました。

2年次

薬のしくみを科学で理解!

知識を深め、薬の作用を論理的に
考える力を養う

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 有機化学・分析化学など、薬の性質を理解するための専門基礎
  • 薬が体内でどのように作用するかを学ぶ基礎薬学
  • 実験・実習を通したデータの扱い方や考察の方法
  • ヒューマニズムⅡ(医薬合同授業)

    ヒューマニズムⅡ
    (医薬合同授業)

    医学部生と共にチームで医療現場の倫理的問題について熟考し、解決策を見出す経験を通し、心の温かい薬剤師として、患者さんや生活者の方の立場に寄り添った医療および、適切なチーム医療遂行に必要な行動を取るための意識を高めます。

    医学部生とチームを組み、医療に関するテーマのディベートに取り組む貴重な機会です。医療従事者としての視点が芽生え、普段気に留めていなかったことにも目を向けられるきっかけとなりました。

  • 分子生物学・免疫学実習

    分子生物学的手法や免疫学的手法は、基礎研究だけでなく、病気の状態の把握や治療効果の判定にも活用されています。本実習では、代表的な遺伝子検査や免疫学的検査の実施方法と結果の評価について、基礎となる手技を実践しながら学びます。

    自分の細胞を使って実験を行い、遺伝子には個体差があることを身近な例から実感できました。教科書だけでは得られない、自分ごととして理解が深まる学びでした。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 薬の構造と作用を結びつけて科学的に理解する力
  • 実験結果を正確に読み取り、根拠をもとに考える力
  • 薬を論理的に説明するための専門基礎力
  • 2年次の学びを通して身についたことは?

    「薬理学」や「薬物動態学」を学び、薬学の基盤となる知識を身につけることができました。内容は難しく暗記量も多かったですが、高学年で学ぶ応用的な内容につながる基礎を築けました。
  • 2年次の学びを通して身についたことは?

    「物理化学」や「生化学」の授業を通して、異なる分野の知識を関連づけて考えることの重要性に気づきました。一つの方向だけでなく、物事を多角的に捉える力が身につきました。

3年次

薬と病気を結びつけ!

疾患と治療を学び、患者さんを見据えた
薬学的思考を身につける

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 病気の成り立ちと薬物治療の関係を学ぶ臨床系科目
  • 実際の治療で使われる薬の種類や特徴
  • 患者さんを想定した演習を通した応用的な学修
  • 生薬学実習

    生薬学実習

    薬用植物や生薬の外部形態の観察と天然生物活性物質の取扱方法を学ぶことで、生薬使用のための知識・技能を養います。

    本物の生薬や漢方に触れ、味や香りも体験しながら、多角的に知識を深めることができました。また、桂枝茯苓丸などを自分で調製したことで漢方製剤への理解が深まり、大学にある生薬をスケッチしたスケッチブックは、一生の宝物です。

  • 薬物治療学Ⅱ

    「体」に関する知識と「薬」に関する知識をもとに、効果的で安全な薬物治療について学びます。血液・造血器や免疫系の代表的な疾患を取り上げ、病態や症状、診断、治療薬の選択、副作用などの基本的知識と、薬物治療に必要な情報を自ら収集する技能を身につけます。

    血液系の病気やがんに関する内容を扱い、難しさもありましたが、もともと興味のあった分野だったので前向きに取り組めました。関心のある領域を深く学べた印象が残っています。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 病気と薬物治療を結びつけて考える薬学的思考力
  • 患者さんの状態を考慮して薬を選択する視点
  • 実際の医療現場を見据えて判断するための基礎力
  • 3年次の学びを通して気づいたことは?

    2年次までに学んだ内容と3年次の学びのつながりを知り、基礎や学力を積み重ねることの大切さを実感しました。講義数が増える中、日々の予習・復習により多くの時間を充てました。
  • 3年次の学びを通して身についたことは?

    薬と病気を結びつけた薬物治療や、各薬剤の特徴について理解を深めました。「薬理学実習」では、未知の検体を特定する課題に取り組み、先生や先輩、グループの仲間と話し合いながらさまざまな可能性を検討しました。

4年次

現場に向かう準備の本格化!

調剤・服薬指導の基礎を固め、
実務実習に挑む力を磨く

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 調剤や服薬指導など、薬剤師業務の基本となる体系的な知識
  • 医療現場を想定したケーススタディ
  • 実務実習に向けた知識・技能の総整理
  • プレ実務実習

    プレ実務実習

    病院・薬局薬剤師の基本的業務である調剤、患者・来局者応対、服薬指導、医療従事者への情報提供などについて実習ならびに演習を行います。病院実習・薬局実習受講に必要な基本的知識・技能・態度の確認と定着を図ります。

    実務実習前に必要な知識や技能を実践的に確認・定着でき、臨床を意識した学びが得られます。OBOGの現役薬剤師から患者さんとの関わり方を学べるため、不安を減らして臨める、臨床に強い東邦ならではの体制が魅力です。

  • チーム医療演習

    チーム医療演習

    5学部合同で、ディスカッションやプレゼンテーションに取り組みます。付属病院で実際に勤務する医療スタッフから直接話を聴き、患者さんを身体的・心理的・社会的な側面から捉えながら、多職種が連携して課題を解決する力を身につけます。

    実務実習前に自分たち主体のチーム医療を経験できる、自然科学系総合大学ならではの授業です。多職種合同のグループワークで新たな視点や多職種の考えに触れ、病院で働く現役の先生方とも交流でき、医療はチームで実践するものと実感できました。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 薬剤師業務を理解し、実践につなげる力
  • 課題を整理し解決策を考える思考力
  • 医療チームの一員として行動する責任感
  • 4年次の学びを通して身についたことは?

    「プレ実務実習」を通して、これまで学んだ薬学の知識を実際の業務でどのように生かすのかを学びました。また、5年次の実務実習に向けて必要な知識やスキルを身につけました。
  • 4年次の学びを通して身についたことは?

    「病態検査学実習」で、心電図の測定や解析、聴診器や血圧計の使い方を身につけました。薬剤師にもフィジカルアセスメントが求められることを知り、在宅医療への理解も深まりました。

5年次

医療現場で学ぶ、薬剤師の役割!

病院・薬局で実践力を高める

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • 病院・薬局での長期実務実習を通した現場での学び
  • 実際の患者さんに対する服薬指導や薬学的管理
  • 医師や看護師など多職種と連携するチーム医療
  • 病院実習・薬局実習

    病院と地域の保険薬局でそれぞれ11週間の実習を行い、4年間で学んだ知識・技能・態度を実践に生かします。指導薬剤師のもと、薬剤師業務や薬物治療、チーム医療、地域住民への関わりなどを体験し、患者さんや地域社会に貢献するための実践的な臨床対応能力を身につけます。

    4年間の学びを現場で実践し、症例や初めての服薬指導を通じて知識が確実になります。薬剤師としての一歩を踏み出し、卒業後の進路や将来像を考えるうえでもとても貴重な時間です。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 医療現場で薬剤師として実践的に行動する力
  • 患者さんや医療スタッフと信頼関係を築く対話力
  • 経験を振り返り、次の判断に生かす力
  • 実務実習を通して得られたことは?

    半年間の実務実習を通して、これまで学んできた知識を定着させることができました。また、身につけた知識が実際の現場でどのように応用されているのかを知ることができました。
  • 実務実習を通して身についたことは?

    実際の患者さんと接する中で、一人ひとりに合わせた対応や薬剤選択の考え方が身につきました。指導薬剤師や他の実習生との話し合いを重ねることで、臨床現場で活躍する薬剤師への理解も深まりました。

6年次

薬剤師として羽ばたく集大成!

学びを統合し、国家試験とその先へ
つなげる

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

  • これまでの学びを統合し、実力をつける総合演習
  • 卒業研究を通した課題発見・探究のプロセス
  • 薬剤師国家試験に向けた知識と理解の最終確認
  • 薬学総合演習Ⅰ・Ⅱ

    薬の化学構造、物理化学的性質、体内動態など、薬に関する幅広い知識を物質面と生体面の両面から学ぶことにより、「生きた知識」として医療現場での問題解決に役立てる総合力を養成します。

    毎週の確認テストや課題を通して国家試験に向けた知識を着実に身につけることができます。予習や復習は大変ですが、先生方の手厚いフォローや明確な学修計画があり、日々の積み重ねの大切さを実感しながら安心して学ぶことができます。

  • 卒業研究

    配属教室等の研究内容や各自の研究課題のコンセプトを説明し、研究遂行に必要な基礎的なスキルを実践を通して学びます。研究で得られたデータを基に討論をしながら研究課題を進め、最終的な研究成果を発表用ポスターならびに卒業論文としてまとめます。

    実務実習のない期間に卒業研究に取り組みます。普段の学修とは異なり、まだ明らかになっていないことについて研究できる点に魅力を感じ、仲間と協働して進めることにも楽しさを感じています。

どんなことが身につくの?

どんなことが身につくの?

  • 薬剤師として必要な知識・技能・態度を統合する力
  • 根拠にもとづいて判断し説明する力
  • 医療の進歩に対応し、生涯にわたって学び続ける姿勢
  • 国家試験対策を通して身についたことは?

    国家試験に向けて、これまで学んできたすべての範囲を網羅的に学修する力を身につけました。6年間で培った知識の広さと深さを改めて実感し、今後もより一層勉学に励んでいきたいと思います。
  • 卒業研究を通して身についたことは?

    卒業研究を通して、必要な情報の集め方や、その情報を取捨選択する力が身につきました。答えのない問いに対し、先生や研究室の仲間と議論を重ねることで考えを深め、薬学の意義も学びました。