井関 正博 教授

環境中の難分解性物質の無害化を研究

環境中に放出された物質の中には、既存の排水処理技術（施設）では処理できない微量な難分解性物質が存在しています。私たちはより安全な水環境実現をめざし、社会課題であるこの難分解性物質の無害化技術の研究に取り組んでいます。

今野 大輝 准教授

環境浄化をめざした新しいナノ細孔材料の研究

地球環境問題解決のための素材として注目されるナノサイズの細孔空間を持った多孔性材料。私たちは、新しいナノ細孔材料の創製、それらを使いこなすためのマクロ構造の制御、そして環境浄化プロセスへの応用について研究しています。

山崎 大志 講師

身近な海辺から生物の多様化機構を理解する

日本列島の沿岸域を舞台に、特に高い多様性を擁する無脊椎動物を対象とした生態・進化学的研究を進めています。こうした知見は海産物の恩恵を持続的に利用する上でも重要であることから、基礎・応用を横断した研究課題にも取り組みます。

安立 美奈子 准教授

森林や身近な生態系から生物と環境の関わりを考える

陸上の多様な生態系に棲む生き物の間では、炭素や窒素などの元素が巡っています。生き物を介した物質循環のメカニズムと、さらに撹乱や気候変動の影響を解明することで、より良い生態系のあり方を研究しています。

尾関 博之 教授

電波を用いて地球大気・宇宙を探る

中高層大気や星間空間に存在する物質の様子を調べるには、電波を用いた分光観測がとても役立ちます。我々はこの手法を用いた衛星観測データの解析や、分光基礎実験などを通して、オゾン層破壊の仕組みや星の誕生過程等を研究しています。

上原 真一 教授

地下の流体の“ 動き” と“ 働き” を探る

流体の地下での振る舞いや力学特性への影響は、地震の発生メカニズムや廃棄物の地中処分などさまざまな分野に関係する重要な性質。室内岩石実験や野外調査に、数値計算などを組み合わせることで、これらの性質の解明に取り組んでいます。

朝倉 暁生 教授

「環境」×「地方創生」のデザイン

環境保全のためには、多様な「地方創生」のモデルをデザインし、地方の魅力を増すことで、大都市への一極集中の解消を図る必要があります。当研究室では魅力ある地域づくりにむけた研究を行っています。

竹内 彩乃 准教授

より良い環境ビジネスの普及に貢献

再生可能エネルギー等の環境ビジネスは、経済と環境の双方に配慮しながら、豊かな社会を実現する方法の一つです。持続可能な社会の構築に向けて、多様な価値観を考慮し、適切な選択のできる人材育成をめざします。

柴田 裕希 准教授

持続可能性評価による未来を見据えた意思決定を

政府や企業による計画や開発の意思決定は、豊かな社会を形成する一方、環境や社会に対して意図しない負の影響を発生させることもあります。持続可能性評価と呼ばれるツールを用い、負の影響の回避・低減をめざしています。