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環境問題を身近にとらえ
多角的に解決策を考えるための
知識と技術が身についた。
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4年 石川 大智(取材当時)
千葉県・県立茂原高等学校出身
私の大学生活は、分野横断型の学びで視野を広げながら、環境問題に対する当事者意識を高めていった4年間でした。伊豆大島での「環境科学体験実習」では、身近な生態系の変化やその要因について体験を通して学習。「環境科学プロジェクト実習」では、廃棄されてしまう規格外野菜を子ども食堂と結びつけることで、フードロスの削減に取り組む課題解決型学習に挑戦しました。卒業研究では、一部の医薬品成分が体内で分解されずに排出され、飲料水への混入や水質汚染につながってしまうリスクを回避するために、光触媒と電気分解を用いて無害化する技術を研究しています。実験データの分析ではプログラミングを活用するため、データサイエンススキルを磨くこともできました。卒業後は高校の理科教員になるため、4年間で得た知識や経験のすべてを生かして授業を行い、臨場感のある環境教育にもチャレンジしたいです。
※掲載内容は取材当時のものです。