理学部 生物分子科学科
中西 美奈さん

生物や化学の知識を生かして
安心・安全な検査結果を届けられる
臨床検査技師になりたい。

中西 美奈さん

4年 中西 美奈(取材当時)
千葉県・県立成東高等学校出身

高校時代から、病気の早期発見に貢献する臨床検査技師になりたいと思っていました。生物分子科学科を選んだのは、生物や化学の幅広い分野を学びながら臨床検査技師の資格が取得できるから。実際に生理学や生化学の専門知識を学んだことは、臨床検査技師の勉強にも大いに役立ちました。卒業研究では、メダカを用いて傷が塞がる仕組みの研究に取り組んでいます。メダカは人間よりも傷が治るスピードが50倍早いと言われています。創傷治癒と呼ばれる現象の仕組みを解明することで、医療への応用をめざした研究です。研究を通じて、表皮シートの細胞の形態変化が傷の治癒に影響していることがわかってきました。こうした研究の経験や専門知識を生かし、将来は患者さんに安心・安全な検査結果を届けられる臨床検査技師になりたいです。

※掲載内容は取材当時のものです。