理学部 生物学科
金内 健人さん

生物学を通して
医療業界でも役立つ
知識と自信が備わった。

金内 健人さん

4年 金内 健人(取材当時)
北海道・北海道札幌東高等学校出身

緊張で発汗する際の交感神経の働きをはじめとして、昔から人体に興味がありました。大学では人体に限らず幅広く生物学を学び、さまざまな知識を身につけたいと思い、生物学科を選びました。「基礎細胞生物学」や「物質生化学」の授業では、タンパク質の機能や細胞レベルの生命現象を学習。「遺伝学実習」では、自分のDNAの塩基配列を調べたほか、ヒトを含む多種多様な動物や植物、それを取り巻く生態系など、幅広く生物学を学びました。生化学研究室では、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態に関わるタンパク質について研究し、酸化されると立体構造の異常により細胞毒性を示すタンパク質を可逆的に還元できる修飾方法の開発の一端に携わりました。研究を通じて、生化学的な基礎研究から医療分野に貢献できると実感し、病気の治療法の開発にもつながる研究に触れた経験を就職予定の製薬メーカーの営業職(MR)でも役立てたいと考えています。

※掲載内容は取材当時のものです。