理学部 生物分子科学科について
生命現象の不思議に、
化学の視点から挑む。
生物分子科学は化学の知識や手法を用いて生命現象をより深く探求する学問です。
中心課題である遺伝子やタンパク質など分子レベルの研究を通して、医療・創薬・化学工業・分子育種など多様な分野に貢献できる人材を育てます。
教育の3つの強み
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01
多彩な専攻分野
生物学、有機化学、物理化学の基礎を学んだうえで、生物体内での生体物質の働きやその理論を学べるカリキュラムを整備。遺伝子工学、分子医学などの応用的な分野も学習し、4年次の卒業研究につなげます。
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02
充実した実験カリキュラム
生物分子科学実験として、遺伝子解析実験や有機化学実験など、基礎から応用まで20種類以上の実験を用意。最先端の研究で実際に使用されている設備環境での実験や実習を通して、生きた知識・技術を身につけます。
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03
高い国家試験合格率・就職率
臨床検査技師や放射線取扱主任者の国家試験合格率は全国平均を大きく上回っているほか、就職希望者の就職率は毎年ほぼ100%。その約半数が医療・保健分野に進みます。大学院へ進学し研究職に就く人もいます。
気になる!将来の道
就職内定率98.2%!多彩な資格取得支援で
医療関連分野にも進出。大学院進学者も多数。
ナノテクノロジー、バイオテクノロジーが注目される近年、化学工業、食品、製薬、卸・小売、情報サービス業などさまざまな分野からの求人があります。臨床検査技師や放射線取扱主任者の資格取得に向けた講義が設けられており、資格を取得し医療関連の分野に進む学生も多くいます。また教員をはじめ、警察関係で鑑識などの科学検査を仕事に選ぶ人もいます。大学院進学者も増加。今後、バイオインフォマティクス分野への進出が増えることも期待されます。
業種別就職率
主な進学先
- 東邦大学大学院 8名
- 筑波大学大学院 4名
- 千葉大学大学院 1名
- 東京大学大学院 1名
- 他大学院 4名
2022年度 卒業生進路(2023年3月卒業)
民間企業
アイロムグループ、アルプス技研、イーピーエス、EP 綜合、EPメディエイト、栄研化学、エイツーヘルスケア、ANA ケータリングサービス、エヌデーデー、LSI メディエンス、科研製薬、クリニカルサポート、グリフィン、K&Oヨウ素、江東微生物研究所、サンリツ、三和医科器械、JFE 鋼板、資生堂、シミック、シミックヘルスケア・インスティテュート、公益財団法人ちば県民保健予防財団、千代田テクノル、テクバン、日本コルマー、ハイサイド、ビー・エム・エル、非破壊検査、三谷産業、ミライト・ワン、メディサイエンスプラニング、米屋、菱友システムズ
病院
千葉市病院局、獨協医科大学病院
学校
公立中学・高等学校(千葉県・茨城県)
約1,000社の企業と連携した就職サポートシステム
「キャリアセンター」を中心に就職委員と企業とが三位一体となって“キャリア形成支援”を行っています。個別相談の充実、多彩なガイダンスやセミナーの開催、インターンシップの実施、約1,000社の企業と連携した「TOHOアライアンス」など、個々の希望や適性を生かせる独自のサポート体制を整えています。